Front view of a black Toyota SUV in a bright, white tunnel with vertical LED strips and a blue-and-black checkered floor.

コンパクトSUVの魅力を引き出すガラスコーティング施工事例

 

今回ご紹介するのは、コンパクトなサイズ感ながらもアクティブで力強いSUVスタイルが老若男女問わず大人気の「トヨタ・ライズ」の施工事例です。お色は、引き締まった塊感を最も美しく際立たせる反面、日頃のお手入れには一番神経を使うとされる「ブラックマイカメタリック」です。

和歌山市内にお住まいのオーナー様から、「購入してからこまめに洗車をしていたけれど、だんだん細かいキズが目立ってきた…」「太陽の光が当たるとボディ全体がくすんで見えるのを直したい」というご相談をいただき、当店の本格ガラスコーティングを施工させていただきました。職人が一台のライズに情熱を注ぎ込み、漆黒の輝きを蘇らせたドキュメントをお届けします。

オーナー様のお悩み:街乗りSUVのライズを悩ませる「増えていく洗車キズ」と「頑固な水ジミ」

ライズは小回りが利き、日常の買い物から週末のドライブまで大活躍する素晴らしいSUVですが、ボディカラーが「黒(ブラック)」となると、維持管理には避けて通れない悩みが出てきます。今回ご相談いただいたオーナー様も、このようなお悩みを深く抱えていらっしゃいました。

  • 「黒が好きで選んだけれど、光が当たるとクモの巣のような細かい洗車キズがボディ全体に見えてショック」
  • 「ボンネットやルーフ(天井)に、雨水が乾いて固まったような丸い水ジミ(イオンデポジット)がびっしりついて洗車では落ちない」
  • 「全体的にツヤが引けてしまって、買った当時のあのシャープな格好良さが薄れてしまった気がする」

黒いお車は光の反射率が高いため、日常の洗車時にどうしても入ってしまう微細なキズや、わずかなクスミが人間の目にとても映りやすいという特性があります。さらに和歌山は、強い直射日光や急なゲリラ豪雨、春先の黄砂や潮風など、塗装にとっては過酷な環境が揃っています。雨上がりに強い日差しを浴びることで、水分が瞬時に蒸発し、含まれる鉱物が塗装面に焼き付いて「水ジミ」となってしまうのです。

「もう一度、納車された日のあの感動的な深い黒艶を取り戻したい」というオーナー様の熱い想いを受け止め、塗装に負担をかけずにキズやくすみだけを優しく取り除く、当店の高度な下地処理とガラスコーティングプランをご提案させていただきました。

→お車の状態を見極め、最適な輝きを引き出す私たち技術スタッフの紹介はこちら

徹底的な細部洗浄:コンパクトなボディの隅々まで汚れをリセットするプロの洗車技術

ライズを専用の作業ブースに迎え入れ、まずはコーティングのクオリティを決定づける「細部洗浄(ディテール洗車)」からスタートします。ライズはフロントグリルやバンパー周り、バックドアの隙間など、SUVらしい立体的な凹凸が多く、埃や水アカが溜まりやすい構造をしています。ここを完全にリセットすることがプロの第一歩です。

パーツの隙間に潜む「黒ずみ(水アカ)」をケミカル分解

ドアミラーの付け根やドアノブ、エンブレムの文字の周りなどに固着した頑固な水アカを、専用のケミカル(酸性クリーナー)を使って優しく溶かしながら除去していきます。決してゴシゴシと力任せに擦ることはせず、職人が一箇所ずつ専用の柔らかい筆やブラシを使い、指先の感覚を研ぎ澄ませて黒ずみを追い詰めていきます。細かい部分が綺麗になるだけで、お車全体の「目ヂカラ」が劇的にアップします。

ボディをツルツルにする鉄粉・ピッチタール除去

トヨタ ライズ 洗車

続いて、ボディ全体に付着したザラザラした鉄粉や、道路から跳ね上がったピッチタール(黒い油汚れ)を取り除きます。専用の鉄粉除去ケミカルとトラップネンドを使用し、デリケートな黒い塗装面に絶対に新しいキズを入れないよう、たっぷりの潤滑剤を流しながら慎重に滑らせていきます。手のひらで触って、完全に「ザラつきのないツルツルな肌」になったら、次なる主役である研磨工程へと移ります。

職人の研磨工程:ライズの多面体ボディを「深い鏡面」へ導く磨き技術

洗浄を終え、未塗装樹脂パーツやゴムモール、エッジ部分などを保護するために、隙間なく完璧なマスキング(養生)を行います。ライズの角張った力強いボディが緑色のテープで覆われていく様子は、まさに職人の戦場そのものであり、ブース内の緊張感が最高潮に達します。

黒い塗装を磨く際、パワー任せに磨くとキズは消えても、代わりに「オーロラマーク」と呼ばれるギラギラとした磨きキズが残ってしまいます。特にライズのようにエッジの効いた立体的なプレスラインを持つ車は、角の塗装を飛ばさないよう、職人の確かな技術と経験が試されます。

塗装の厚みを守りながらキズを消し去る

トヨタ ライズ 下地磨き

まずは、ボディ全体を白っぽく曇らせていた無数の洗車キズや、ボンネットにこびりついた水ジミの凹凸を消していきます。塗装の厚み(クリア層)を無駄に削りすぎないよう、超微粒子のコンパウンドと、塗装に優しい特殊なウールバフを組み合わせ、ポリッシャーを当てる角度やスピードを1ミリ単位でコントロールしながら磨いていきます。

深みのある「漆黒」を引き出す仕上げ研磨

最初のキズを処理した後は、さらに目の細かいスポンジバフへと切り替え、コンパウンドも限界まで細かいものを使用して仕上げていきます。磨きを重ねるごとに、濁っていたライズのボディが、まるで「吸い込まれそうな深い黒」へと変貌していきます。ブースの蛍光灯や壁の工具が、まるで鏡のように歪みなくクッキリとボディに写り込むようになったら、究極の下地処理が完了です。

ガラスコーティング塗布と遠赤外線焼き付け:和歌山の気候に負けない強固なガラス被膜の形成

トヨタ ライズ ガラスコーティング塗布

完全にキズやくすみが消え去り、生まれたてのまばゆい輝きを放つライズに、いよいよ最高峰のガラスコーティングを施工します。その前に、コンパウンドのわずかな油分を完全に取り除くための「脱脂洗車」を行い、コーティング剤が塗装面にがっちりと結合する環境を整えます。

今回使用するのは、深い艶と優れた耐久性を誇る硬質ガラスコーティング剤です。この液剤を専用のスポンジを使い、ボディのパネルごとに均一な厚みで素早く塗り広げた後、拭きムラが出ないよう複数のスタッフの手でLEDライトを当てながら完璧に拭き上げていきます。

コーティングの性能を極限まで高める「遠赤外線ヒーター焼き付け」

トヨタ ライズ 遠赤外線乾燥

コーティングの拭き上げが完了したライズは、そのまま自然乾燥させるのではなく、カービューティー和歌山が誇る最高峰の設備「遠赤外線ヒーターによる焼き付け乾燥(熱硬化処理)」へと進みます。

ガラスコーティングは通常、完全に硬化するまでに数日から数週間という長い時間を要し、その硬化途中の段階で雨に濡れたりすると、初期の雨ジミができてしまうリスクがあります。当店の専用ブースでは、大型の遠赤外線ヒーターでボディの内側から均一に熱を加えることで、ガラス被膜の分子結合を極限まで高めて完全硬化させます。

この焼き付け乾燥を行うことで、コーティングの「硬度」と「耐久性」が飛躍的に向上し、引き渡されたその日から、和歌山の過酷な天候や強い紫外線に負けない最強の保護能力を発揮することができるのです。黒本来の深みが、この熱処理によってさらにグッと引き締まり、みずみずしい透明なガラスの層をまとったかのような艶が完成します。

施工完了:新車時の感動を超える、圧倒的な存在感を放つ漆黒のライズの復活

トヨタ ライズ 施工後

トヨタ ライズ 施工後

遠赤外線ヒーターによる焼き付け乾燥と、すべての細部チェックを終え、トヨタ・ライズのガラスコーティング施工がすべて完了いたしました。あの悩ましかった洗車キズや、全体を曇らせていた水ジミは完全に消え去り、どこの角度から見ても周囲の景色が鏡のように美しく深く写り込む、圧倒的な存在感を放つ「漆黒のライズ」が蘇りました。

お引渡しの際、仕上がった愛車をご覧になったオーナー様は、
「すごい…!自分の車じゃないみたいにピカピカです!買ったときよりも黒が濃く見えますね。頼んで本当に良かったです!」
と、お車の仕上がりに大満足され、本当に嬉しそうな満面の笑みを浮かべてくださいました。その感動の笑顔と驚きの声をお聞きすることこそが、私たち職人の最大の喜びです。

美しく生まれ変わった愛車は、防汚性能も格段にアップしているため、今後の洗車が驚くほど簡単になります。ピカピカになった相棒と共に、これからの毎日の通勤や週末のドライブをどうぞ存分にお楽しみください!

【お気軽にご相談くださいね】

カービューティー和歌山では、お客様のライフスタイルに合わせて 3 つの窓口をご用意しています。どんな小さなことでも丁寧にお答えします!

カーコーティング専門店 カービューティー和歌山
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