ガラスコーティング&遮熱カーフィルム施工事例
今回ご紹介するのは、洗練された都市型SUVとして絶大な人気を誇る「トヨタ・カローラクロス」の施工事例です。お色は、SUVらしい力強さと圧倒的な高級感を併せ持つ反面、お手入れの難易度が極めて高いとされる「ブラック(アティチュードブラックマイカ)」です。
オーナー様からは、「黒い車特有の洗車キズやくすみが目立ってきた…」というボディへのお悩みに加え、「広々とした車内は気に入っているけれど、夏のジリジリとした日差しによる暑さを和らげたい、外からの視線も程よくカットしたい」という車内環境についてのご相談もいただきました。そこで今回は、ボディの美しさを引き出す本格ガラスコーティングと、快適性を飛躍的に高める高性能カーフィルムを同時に施工いたしました。
オーナー様のお悩み:美観を損ねる「洗車キズ」と、大きなガラスから入る「車内の暑さ」
カローラクロスは普段使いからレジャーまでマルチに活躍する頼もしいSUVですが、その利便性の高さゆえにダメージや悩みも蓄積しやすいものです。今回、オーナー様は以下のようなお悩みを抱えていらっしゃいました。
- 「自分で洗車を頑張っているけれど、太陽の光が当たるとボディ全体にクモの巣のような細かな洗車キズが浮き出て、黒が白っぽくボケて見える」
- 「休日のドライブ中、大きな窓から強い日差しが差し込んできて、エアコンを強にしても車内がジリジリと暑い」
- 「荷室に趣味の道具を載せたままにすることがあるので、防犯面からも外から車内が丸見えなのを解消したい」
トヨタのブラックマイカは光が当たると美しいラメがきらめく素晴らしい塗装ですが、非常にデリケートで微細なキズが目立ちやすい特性を持っています。また、カローラクロスはリヤガラスやサイドガラスの面積が比較的広いため、和歌山の強い直射日光による紫外線や赤外線が車内にダイレクトに侵入し、気温上昇を招いてしまいます。
徹底的な細部洗浄とフィルム型取り:一切の妥協を排したプロの準備工程
カローラクロスを作業ブースへ迎え入れ、まずはコーティングとフィルム、双方の仕上がりを左右する徹底洗浄と型取りからスタートします。SUVは足回りのインナーフェンダーや、リヤハッチの隙間などに砂埃や泥汚れが入り込みやすいため、これらを完全に除去する必要があります。
細部パーツに潜む「水アカ(スケール)」の分解除去

ドアミラーの隙間やドアノブ、エンブレム周り、カローラクロスのエンブレムが輝くフロントグリル周りなどに固着した黒ずみ・水アカを、専用のケミカルを用いて優しく反応させながら溶かし落としていきます。力任せに擦ることは絶対にせず、専用の柔らかい筆やブラシを使って1ミリ単位で汚れを除去し、お車全体をキュッと引き締めます。
ガラス形状に合わせたフィルムの「熱成形」とボディ鉄粉除去
続いて、ボディ表面に付着している鉄粉を専用ケミカルとトラップネンドで優しく取り除き、ツルツルの状態を作ります。それと同時に、カーフィルムをカローラクロスのリヤガラスの形状に合わせてミリ単位でデータカット。熱を加えてガラスの曲面に完璧にフィットさせる「熱成形技術」を用いて、1枚貼りの準備を行います。この丁寧な事前準備こそが、美しい仕上がりへの絶対条件です。
職人の研磨技術と遮熱フィルム施工:デリケートな黒を「漆黒の鏡面」へ
準備が整うと、プラスチック部品や窓枠などを保護する徹底的なマスキングを施し、研磨(ポリッシング)とフィルムの貼り付けを行います。チリやホコリが一切舞わないよう徹底管理された作業ブースの中で、職人たちの技術が冴え渡ります。
1ミリ単位で神経を研ぎ澄ます「鏡面研磨」

ボディを覆っていた洗車キズやくすみの薄膜を取り除くため、ポリッシャーの回転数と圧力を手の感覚だけでコントロールしながら、塗装面を優しく磨き上げていきます。一度に削りすぎることなく、特殊LED照明に照らされたキズが消える一瞬を見極める作業です。磨きが進むにつれて、白っぽさが消え、カローラクロスが「底なしの深みを持つ漆黒」へと変貌していきます。
車内を特等席にする「高性能遮熱カーフィルム」の吸着
磨き上げられたお車に、今度はリヤガラス内側からフィルムを施工します。今回使用したのは、日差しのジリジリ感の原因である「赤外線(IR)」を大幅にカットする遮熱スモークフィルムです。外からのプライバシーをしっかり守りながらも、車内からの視認性はクリアに保つ高品質なもの。UV(紫外線)も99%以上カットするため、後部座席に乗るご家族のお肌や、内装の紫外線劣化も強力に防ぎます。
ガラスコーティング塗布と遠赤外線焼き付け:美しさを強固に定着させる最終プロセス

完全にキズが消え去り、生まれたてのツヤを放つブラックボディを完全に脱脂した後、最上位の硬質ガラスコーティング剤を均一に塗り広げていきます。
カローラクロスのダイナミックなボディラインに極上の透明感を与えるガラスコーティングは、和歌山の過酷な紫外線や塩害、そして雨上がりの直射日光による水滴の焼き付き(雨ジミ)からデリケートな黒い塗装を長期間保護します。防汚性能が非常に高いため、汚れが滑り落ちるようになり、洗車が格段にラクになります。
コーティングの性能を最大化する「遠赤外線ヒーター焼き付け」

コーティング剤をムラなく拭き上げた後、当店が誇るプロ用設備「遠赤外線ヒーターによる焼き付け乾燥」を行います。ガラスコーティングは通常、完全硬化までに長い時間を要し、その間に雨などの水分に触れると初期不良(シミなど)を起こすリスクがあります。
大型の遠赤外線ヒーターでボディの内側から均一に熱を加えることで、ガラス被膜の分子結合を極限まで高めて完全硬化させます。これにより、硬度と耐久性が大幅に向上し、引き渡されたその日から本来の鉄壁の保護能力と、濡れたような艶やかな黒い輝きを発揮することができるのです。
施工完了:新車以上の品格を宿したカローラクロスと、どこまでも快適なドライブを


すべての乾燥・硬化プロセスと最終チェックを終え、トヨタ・カローラクロスのガラスコーティングおよびカーフィルム施工が完了いたしました。ボディは細かなキズが全て消え去り、周囲の景色を鏡のようにクッキリと映し出す、圧倒的な高級感に満ちた「アティチュードブラックマイカ」本来の輝きを取り戻しました。さらに、リヤガラスに施工された引き締まったスモークフィルムが、ボディの黒さと美しく調和し、お車全体を劇的にシャープな印象へと変貌させています。
お引渡しの際、仕上がった愛車と対面されたオーナー様は、
「すごい!黒さが深くなって、本当に新車のとき以上に輝いています!後ろの席に入ってみたら、外から全然見えないのに中からはすごく見やすくて、これなら夏も涼しく快適に乗れそうです!」
と、その美しさと劇的な車内の快適性の変化に、大変喜んでくださいました。その笑顔に触れる瞬間こそが、私たちスタッフ一同の何よりの原動力です。美しく、そして抜群に快適になったお車で、これからのドライブをどうぞ存分にお楽しみください!
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