個性を引き立てるガラスコーティング&未塗装樹脂コート施工事例
今回ご紹介するのは、独特のレトロでタフなフォルムが今なお根強い人気を誇る「トヨタ・FJクルーザー(FJランクル)」の施工事例です。お色は爽やかな「ホワイト(白)」。
アウトドアやドライブによく出かけられるというオーナー様から、「白いボディがなんとなく黒ずんできた…」「バンパーなどの黒いプラスチック部分が白っぽく色褪せて古く見えてしまう…」というお悩みをいただき、当店のガラスコーティングと未塗装樹脂コートのダブル施工をお任せいただきました。職人のこだわりが詰まった施工の様子を、現場の臨場感とともにお届けします。
オーナー様のお悩み:白いFJクルーザーを古く見せる「水アカの黒ずみ」と「樹脂の白ボケ」
FJクルーザーはそのタフなキャラクターゆえに、アクティブに使われることが多いお車です。しかし、だからこそオーナー様を悩ませる特有のポイントがあります。今回ご相談いただいたオーナー様も、次のようなお悩みを抱えていらっしゃいました。
- 「ドアミラーの下やエンブレムの周りに、洗車しても落ちない黒い雨ジミ(水アカ)がこびりついている」
- 「ボディのあちこちにある大きな黒い樹脂パーツ(バンパーやフェンダー)が、紫外線で白っぽく色褪せて(白ボケ)カサカサしている」
- 「全体的にツヤが引けてしまって、お気に入りの車なのに少し古びた印象になってきた…」
白いお車は、黒い車に比べて洗車キズこそ目立ちにくいものの、雨が降った後に残る「黒ずみ汚れ(水アカ)」や「鉄粉のサビ」が非常に目立ちやすいという特徴があります。さらに、FJクルーザーの最大の特徴でもある「豊富な未塗装樹脂パーツ」は、和歌山の強い紫外線や熱にさらされ続けると、数年で油分が抜けて白っぽく劣化してしまいます。ここが色褪せると、車全体が急にくたびれて見えてしまうのです。
「もう一度、この相棒と一緒にピカピカの状態で気持ちよく出かけたい!」というオーナー様の想いに応えるため、ボディには圧倒的な透明感を与えるガラスコーティングを、そして樹脂パーツには深みのある黒さを蘇らせる専用の樹脂コートを施し、メリハリのある美しい姿を取り戻すプランをご提案しました。
徹底的な細部洗浄:頑固な水アカと鉄粉を完全にリセットする
FJクルーザーはパーツの凹凸が非常に多く、隙間に汚れが溜まりやすい構造をしています。ここを手抜きしてコーティングを塗ってしまうと、後から汚れが浮き出てきて台無しになってしまうため、下地作りの洗浄には半日以上の時間を費やします。
「黒いタレジミ」をケミカルで分解・除去
ドアミラーの付け根やドアノブ、バックドアのヒンジ部分などに付着した、あの嫌な「黒い筋状の汚れ」。これは、お車の隙間に溜まったグリスや埃が雨水と混ざって流れ出し、固まったものです。通常のシャンプーではビクともしないため、専用のアルカリ性・酸性ケミカルを使用し、塗装面を傷めないよう優しく反応させて溶かし落としていきます。細かいエンブレムの文字の間も、専用の柔らかいブラシを使って慎重に汚れを追い出していきます。
ボディをツルツルにする鉄粉除去
一見きれいに見える白いボディですが、手で触ると細かなザラザラ(鉄粉)が付着しているのが分かります。和歌山は幹線道路も多く、走行中にどうしてもブレーキダストなどの鉄粉を引き寄せてしまいます。専用の除去剤を吹きかけると、鉄粉が紫色の液体に変わって反応します。これをトラップネンド等を用いて、ボディにキズをつけないよう丁寧に、完全にツルツルの状態へと仕上げていきます。
職人の研磨工程:白ボディに「透明感」と「本来の艶」を取り戻す磨き
洗浄を終え、未塗装樹脂やゴム部分にコンパウンドが詰まらないよう、隙間なくマスキング(養生)を行います。FJクルーザーはマスキングする面積が広いため、この工程だけでも職人の丁寧さが試されます。
白いボディは、黒いお車のように「鏡のように景色がクッキリ映る」というよりも、「塗装の奥から湧き上がるような透明感と、陶器のような滑らかな艶」を出すことが目指すべきゴールです。光を乱反射させている目に見えない微細なキズや、塗装の表面を覆っている薄いクスミの膜を、ポリッシャー(磨く機械)を使って優しく削ぎ落としていきます。
【現場のリアルな声】
「白やシルバーのような淡色車は、一見すると磨きによる変化が分かりにくいと思われがちですが、実はそんなことはありません。適切な照明を当てながら一段階ずつ丁寧に磨き上げていくと、ある瞬間からパッとボディが明るくなり、本来の純白の輝きがブワッと出てくるんです。この瞬間のやりがいは堪りませんね。」(施工スタッフより)
平面の広いボンネットから、FJクルーザー特有の切り立ったフロントガラス周辺、立体的なフェンダー周りまで、ポリッシャーのサイズやバフの硬さを変えながら、職人の絶妙な力加減でボディ全体を均一に磨き上げていきます。くすみが消え去り、濁りのない「本物の白」が姿を現しました。
ガラスコーティング&樹脂コート:白と黒のコントラストを際立たせる二層の保護
ボディの磨きが完了し、完全脱脂を行った後、いよいよ2つの重要なコーティング工程に入ります。
① ボディへの硬質ガラスコーティング塗布
まずは白いボディへ、ガラスコーティング剤を均一に塗り込んでいきます。このコーティングは、高い耐久性と圧倒的な防汚性能を備えています。和歌山特有の激しい雨や夏の紫外線から白い塗装を強力にガードし、汚れが固着しにくくなるため、今後の洗車が驚くほどラクになります。塗り込み後の拭き上げでは、コーティングのムラや拭き残しがないよう、LEDライトを様々な角度から当てながら、複数のスタッフの手で完璧に仕上げていきます。
② 未塗装樹脂パーツへの専用樹脂コート
続いて、この施工のもう一つの主役である「未塗装樹脂コート」です。バンパー、フェンダーアーチ、サイドステップ、ドアミラーなどのプラスチック部分に、樹脂専用のコーティング剤を丁寧に塗り込んでいきます。
カサカサに白ボケしていた樹脂パーツが、液剤を吸い込むようにして、じんわりと「新車時のような、しっとりとした深い黒」へと蘇っていきます。市販の艶出し剤のように油分でギトギトさせるのではなく、樹脂そのものが若返ったかのような、自然で引き締まった黒さを長期間キープできるのがプロ仕様の強みです。
ボディの「冴え渡る白」と、樹脂パーツの「引き締まった黒」。この2つのコントラストが明確になることで、FJクルーザーが持つ本来のスタイリッシュでタフな造形美が、劇的に際立ちました。
5. 遠赤外線ヒーターによる焼き付け乾燥:コーティングの性能を極限まで高める「硬化」の秘密


コーティング剤の塗布と拭き上げを終えた後、カービューティー和歌山ではもう一つの重要なプロの工程を行います。それが、「遠赤外線ヒーターによる焼き付け乾燥(熱硬化処理)」です。
一般的にガラスコーティングは自然乾燥でも時間をかければ徐々に硬化していきますが、その間のわずかな天候の変化や湿度の影響によって、本来の性能が100%発揮されないリスクがあります。特にFJクルーザーのようにボディ面積が広く、垂直なパネルや凹凸が多い車は、乾燥ムラが起きやすい環境にあります。
そこで当店では、専用の大型遠赤外線ヒーターを使い、ボディの表面温度を徹底管理しながら熱を加えていきます。遠赤外線は塗装の内側からじっくりと均一に温める性質があるため、ガラス被膜の分子結合が爆発的に高まり、短時間で完全に安定した硬質のガラス被膜へと変化させることができます。
この焼き付け乾燥を行うことで、ガラス被膜の「硬度」「耐久性」が大幅に向上し、コーティング初期に最も起きやすい「雨ジミ(初期不良)」の発生リスクをほぼゼロに抑え込むことが可能です。和歌山の厳しい気候(夏の猛暑や突然のゲリラ豪雨)に負けない強固な鎧が、ここで完成します。
施工完了:新車以上の存在感を放つFJクルーザーと、これからの感動のドライブへ




トヨタ・FJクルーザーのガラスコーティングおよび未塗装樹脂コートのすべての工程が完了いたしました。
くすんでいたホワイトのボディは、まるで光を放つような眩しい純白になり、各部の樹脂パーツの黒さと相まって、まるでショールームに飾られている新車、いやそれ以上の圧倒的な存在感と清潔感を放っています。
お引渡しの際、お車と対面されたオーナー様は、
「すごい、新車の時に戻ったみたい…いや、あの時より綺麗です!樹脂の部分が黒くなるだけで、こんなに車全体がシャキッとするんですね!」
と、お車の周りを何周も回りながら、本当に嬉しそうに仕上がりを確認されていました。
お車が綺麗になることで、毎日の景色が変わる
愛車がピカピカになると、ただ「汚れにくくなる」という機能的なメリットだけでなく、朝出勤するときに車を見るだけで少し気分が上がったり、休日のドライブがいつもより特別に感じられたり、洗車をする時間そのものが楽しくなったりします。私たちは、そんな「愛車と過ごす豊かな時間」をお客様にお届けしたいと願っています。
【お気軽にご相談くださいね】
カービューティー和歌山では、お客様のライフスタイルに合わせて3つの窓口をご用意しています。どんな小さなことでも丁寧にお答えします!
- プロの現場や設備を、まずは自分の目で確かめてみたい方へ
➔ 【工場見学のお申し込みはこちらからどうぞ!】 - スマホから写真を送って、いくらくらいかかるか気楽に聞いてみたい方へ
➔ 【公式LINEで気軽に相談してみる】 - お悩みやご希望を、メールフォームからじっくり相談したい方へ
➔ 【メールでのお問い合わせ・ご相談はこちらから】
カーコーティング専門店 カービューティー和歌山
トップページ:https://cbw.jp/























